2021.11.16 赤坂大歌舞伎
皆さまこんにちは。京王プレッソイン赤坂でございます。
11月も中旬になり、あでやかな錦秋の時期も過ぎいよいよ冬の到来となりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はTBS赤坂ACTシアターにて11月11日より開催されている
「赤坂歌舞伎」をご紹介いたします。
TBS開局70周年を記念して開催されている「赤坂大歌舞伎」は、2008年に18代目中村勘三郎さんの
「芸能の街、赤坂で歌舞伎を」という一言でスタートしました。
それまで比較的敷居の高いイメージがあった歌舞伎を、誰にでも親しみやすい演目で行い
TBS赤坂ACTシアターの人気シリーズになった公演です。
お父様の中村勘三郎さん亡きあとは、息子の中村勘九郎さんと中村七之助さんが跡を引継ぎ、
回を重ねる毎により幅広い支持を得て来ました。
そんな「赤坂大歌舞伎」の今回の演目は
廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)
越後獅子(えちごじし)
宵赤坂俄廓景色(よいのあかさかにわかのさとげしき)
です。
この中で私のおすすめはなんといっても、
廓噺山名屋浦里です!!
こちらの演目は笑福亭鶴瓶さんの江戸時代に実際に起きた実話の落語をもとにした作品で、
2015年に鶴瓶さんが初披露しました。
翌年中村勘九郎さんが笑福亭鶴瓶さんに「この落語を歌舞伎にしたい」と直談判し、
2016年に歌舞伎化され今回は5年ぶりの上演となります。
この演目は女形を演じる七之助さんの美しさを存分に堪能出来る内容になっています。
歌舞伎は敷居の高い、難しいといったイメージがある方もいるかと思いますが、
この公演はそんな皆様へ向けた親しみやすい演目となっています。
ぜひこの機会に、昔ながらの美しい伝統芸能に触れてみるのはいかがでしょうか。
掲載内容は2021年11月15日時点の情報です。
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