2021.10.03 秋におすすめ!歴史を感じる紅葉スポット3選
夏も終わり、過ごしやすい季節になってきました。秋の風物詩といえば、紅葉狩り。赤や黄色に色づいた木々の景色を見ると、「四季のある国に生まれてよかった」と思います。今回は都内近郊の歴史を感じる紅葉スポットを3か所ご紹介します!
「秋」と聞いてまず思い浮かぶ風景はやはり、紅葉ではないでしょうか。寒くなってくると、ニュースで話題になるのが紅葉前線。紅葉は寒い地域から南下していくので、東京の紅葉は例年11月上旬から12月上旬くらいです。今回は神田から行ける都内の紅葉おすすめの公園を3カ所ご紹介します。
紅葉と歴史を感じる秋
紅葉を愛でる習慣は昔からのもの。紅葉狩りの起源は平安時代の貴族の遊びで、庶民に広がったのは江戸時代だそうです。江戸時代に作られ、現在も公園として私たちも紅葉を楽しむことができる公園に行ってみましょう!
1.紅葉も芸術も楽しめる「上野恩賜公園」
神田からJRで約6分。上野恩賜公園は江戸時代には東叡山寛永寺の境内地でしたが、明治時代に官有地となり、その後東京市に下賜され、日本初の公園になりました。
さて、JR上野駅の公園口を出ると、そこからもう公園内です。園内にはモミジやイチョウ等があり、秋の公園をきれいに彩っています。また美術館や博物館もあり、その建物とのコラボもきれいです。国立博物館の建物と紅葉のコラボは特にきれいです。また西郷隆盛像とイチョウのコラボも迫力があります。
公園内の歴史的な場所と言えば、徳川家ゆかりの上野東照宮。こちらの現存している社殿は江戸時代に、三代将軍の徳川家光公が建てたものだそうです。約400年前の建物を見ることができます。他にも清水観音堂、上野大仏等歴史好きにはたまらない場所があるので、紅葉狩りと合わせて、楽しんではいかがでしょうか。
2.水戸徳川家ゆかりの「小石川後楽園」
東京メトロ丸の内線の淡路町駅から約5分で行ける後楽園。現在は「後楽園」と言えば、思い浮かぶのは「東京ドーム」という方が多いのではないでしょうか。その東京ドームの近くにあるのが、小石川後楽園です。
こちらの公園は水戸徳川家の初代藩主の頼房が江戸の上屋敷の庭として作り、2代目藩主の光圀の代に完成した庭園です。四季折々の植物が植えられており、一年を通じて楽しむことができます。
園内の紅葉のおすすめスポットは「通天橋」。大堰川のそばにある真っ赤な朱塗りの橋です。この橋に覆いかぶさるようにモミジがかかっているので、赤色の違いを楽しめます。
他には庭園の中心にある、琵琶湖に見立てられた「大泉水」もおすすめ。紅葉と水辺のコントラストを楽しめます。
東京ドームのすぐ近くにあるので、野球やライブ以外でも「後楽園」に立ち寄ってみませんか。
開園時間:午前9時~午後5時まで(入園時間は午後4時30分迄)
休園日 :年末・年始(12月29日~1月1日)
入園料 :大人300円 65歳以上150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
アクセス:
~東門~
JR総武線「水道橋」(JB17)西口から徒歩5分
JR総武線「飯田橋」(JB16)東口から徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」(M22 / N11)2番出口から徒歩6分
都営三田線「水道橋」(I11)A2出口から徒歩8分
~西門~ ※涵徳亭ご利用の方は西門からご入園ください。
都営大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口から徒歩3分
JR総武線「飯田橋」(JB16)東口から徒歩8分
JR総武線「水道橋」(JB17)西口から徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06 / Y13 / N10)A1・A3出口から徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」(M22 / N11)1番出口・2番出口より徒歩8分
3.7年かけて作られた名園「六義園」
造園当初から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていたという六義園。こちらは、柳澤吉保が徳川5代将軍綱吉公より、下屋敷として与えられた土地に、山や川を作り、7年の歳月をかけて作った回遊式泉水庭園です。
六義園と言えば桜を思い浮かべる方も多いと思いますが、紅葉も綺麗なんです。おすすめはモミジに囲まれたつつじ茶屋。また吹上茶屋から藤代峠あたりでは園内の紅葉が一望できます。
こちらでは紅葉のライトアップも行っているので、昼間と夜と違う紅葉の景色を楽しめます。ぜひ、両方の景色を見てください!
開園時間:午前9時~午後5時まで(入園時間は午後4時30分まで)
休園日 :年末・年始(12月29日~1月1日)
入園料 :大人300円 65歳以上150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車 徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車 徒歩10分
紅葉巡りの後はホテルでゆっくり♪
紅葉を見て歩いていると、景色に目を奪われているので疲れを感じないと思いますが、終わったとたんに疲れを感じることありませんか。そんな時は都内のホテルに泊まって、ゆっくり休んでから帰りましょう。
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