2025.01.19 節目の年を迎えて
こんにちは。京王プレッソイン新宿でございます。
新しい年を迎え、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
まだまだ寒い日が続きますが、本年が皆さまにとって健やかなる一年となりますよう、
私どもも願っております。
さて、今年2025年は、1926年の昭和元年から数えると「昭和100年」に当たる年です。
私共京王プレッソイン新宿のある「新宿」は、日本でも有数のビジネス街・歓楽街で、
日々開発・進化の歩みを止めない都市です。
一方で、この新宿が発展を始めた昭和の時代に建てられ、昭和100年を迎える現在でもなお現役の建築物が各所に存在します。
今回は、当ホテル周辺にあるそんなスポットを、少しではございますが皆様にご紹介いたします。
①新宿駅西口地下広場
大規模な再整備事業が現在進行形で行なわれており、各路線への経路を示す標識が入り乱れ、混沌の様相を呈する新宿駅西口。
そんな状況でも、2025年1月現在、昭和に造られた箇所が未だ残っています。
戦後の首都圏整備計画の一環として、1966年(昭和41年)に完成したのが、新宿駅西口広場です。
現在も使用されている地下から地上へと繋がる階段などに見られるタイル貼りの部分は、完成当時から残る部分です。
タイル一枚一枚の色合いが微妙に異なり、独特の風情を醸し出しています。
そして、この広場で一際大きな存在感を放っているのが、「新宿の目」です。
このモニュメントは、新宿スバルビルの地下に当たる部分に、1969年(昭和44年)、芸術家・宮下芳子の制作によって誕生しました。
スバルビル自体は2019年に解体されましたが、この「目」は残されました。
現在も、幅約10メートル、高さ約3メートルのその大きな眼で、新宿を行き交う人々を見つめ続けています。
②新宿NSビル
京王プレッソイン新宿から徒歩数分で行くことのできる、1982年(昭和57年)に竣工した現役の高層ビルです。
外見は周囲のビルと何ら変わりない、いたって普通のビルですが、中に入るとその感想は一変します。
地上30階までの巨大な吹き抜けという斬新な構造をしており、あたかも外だと勘違いしそうなほど解放感を感じることができます。
現在までにリニューアルは経ていますが、その吹き抜け構造は竣工当時から変わりません。
令和の現代でも通用するデザインだと思います。
また、吹き抜けの中にある「ユックリズム振り子時計」も見どころの一つです。
ビルと同じく1982年に設置された、世界最大級の振り子時計です。
24時間で針が一周し、各時刻には干支が割り当てられています。
振り子時計ですので、基本的には自身の慣性によって動くのですが、空気抵抗などでその力が弱まってしまうため、下部に設置された水車の力で補っています。
以上、2つのスポットをご紹介いたしました。
最後になりますが、今年は京王プレッソイン新宿にとっても、5月14日に開業20周年を迎える節目の年でございます。
時代が移り変わっても、皆さまに末永くご愛顧いただけますよう、スタッフ一同尽力して参りますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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※2025年1月15日現在の情報です。
※参考文献:「新宿駅西口広場 坂倉準三の都市デザイン」新宿駅西口広場建設記録刊行会 編著/鹿島出版会/2017年刊行
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